DataLITE
DataLITEはウェアラブルシステムであり、幅広い種類のセンサを使い、あらゆる環境下において被験者の自由な動作を妨げることなく生理学的データを取得する事が可能です。
DataLITEでは3種類のインタフェースをご用意しております。いずれのタイプでも最大24のアナログ、12のデジタルチャンネルによるデータの記録が可能です。チャンネル数をさらに増やしたい場合、同じ環境下で2つ以上のインタフェースを使用する事も可能です。
仕様
DataLITE ADVANCE | DataLITE PIONEER | |
---|---|---|
ポータブル | ||
リアルタイムなデータ表示 | PC | PC |
チャンネル数 | 16個のセンサで最大24チャンネルに対応 | |
ゲイン | 固定 | |
寸法 | 180 x 170 x 48 mm | 54 x 30 x 10 mm |
重量 | 430 g | 12 g |
無線範囲 | 最大40mまで | |
MicroSDカードに保存 | ||
レイテンシ - センサからパソコン記録まで | 40 mS | |
レイテンシ - センサからアナログ出力まで | 100 mS | 該当なし |
無線転送時のロス | 最大100 mSまで対応 | |
アナログ出力のコネクタ | コネクタは3個あり、各コネクタは最大8のアナログセンサ(ゴニオメータやEMGなど)へのアナログ出力が可能、またコンタクトスイッチといったセンサへのデジタル出力は最大4まで可能です。 | 該当なし |
電源 | 主電源による定格連続 | USB |
Windowsパソコン/ノートパソコンへの接続 | USB | |
アナログ出力のバンド幅 | +0 / -1 dB、最大 800 Hzまで | 該当なし |
DataLITEは、プログレッシブ周波数ホッピング、エラー検出、およびデータ回復アルゴリズムを使用します。 これにより、さまざまな種類のWi-Fi製品を使用する典型的な最新の作業環境でも、読み取りがスムーズかつ堅牢になります。
DataLITEインターフェースとセンサー間の通信は、可能な32のうち4つの周波数を使用します。 これらは、2.403 GHz〜2.480GHzの範囲で等間隔に配置されます。
DataLITEワイヤレスセンサーは、関節角度、EMG、力データなどの入力信号を変換し、分析のためにリアルタイムでPCに送信します。 これにより、可能な限り最高の精度、無視できるドリフト、および被験者にとって最大の自由度を備えた、用途が広く拡張可能な設計が実現します。
RFチャンネルの適正化テスト
新たな機能であるRFチャンネルの適正化テストは、DataLITEで使用可能な全32の周波数のエラーを検出し、最適なRFチャンネルの組み合わせを決定するための簡単な方法です。
DataLITE通信は2.403GHz to 2.480GHzの範囲内で使用可能な32の周波数のうち4を使いますが、RFチャンネルの番号の選択によってどの4つが使用されるのかが決まります。
この周波数の範囲は無線や携帯電話といった他の多くの機器でも使用しているため、ドングルと関連センサの間の距離によっては他の機器が同じ周波数を使っていると通信が切れる可能性があります。DataLITE機器は内臓したエラー検出とデータ復旧機能に基づいて4つの周波数を常に周波数ホッピングする事で他の機器からの干渉を減らす事ができます。
RFチャンネルテストは、使用可能な全周波数で複数のデータをエラー修正せずにシーケンスで送信します。結果が100%となった場合、その周波数では全データの送信・受信が問題なく実行された事を示します。RFチャンネルにおいて、4つの周波数が全て100%となったチャンネルが使用に適しています。


DataLITEワイヤレスセンサー
DataLITEセンサーは完全にワイヤレスであるため、完全に自由に移動できます。 正確な測定には、リアルタイムの関節角運動、EMG分析、およびその他の多くの関連する生理学的測定が含まれます。