分析用ソフトウェア
バイオメトリクスの分析用ソフトウェアは、EMG、ゴニオメータ、その他関連センサの分析を複合的に行うことができ、データを収集しながらリアルタイムに分析する事も可能です。
分析ソフトウェアV1ついて
バイオメトリクスの分析用ソフトウェアの機能
- デスクトップ、ラップトップ、タブレット端末のWindows 10に対応
- RFチャンネル最適化テスト(DataLITE)
- ソフトウェアは中国語及び日本語での操作が可能
- トレース削除機能をつけたダイアログを新たに追加
- 値と単位を表示
- コンバージョン
- アナログ入力ダイアログで最大/最小値の表示を指定可能
- マークした時間を新たなウィンドウへコピー可能
- 動画ファイルを表示し、DataLINKやDataLITEで収集したデータと同タイミングで同期する
- 拡張結果表(Expanded Results Table)は全チャンネルからの結果を同時表示
- ワークスペースの作成、保存
- 無制限数のデータファイルを開いて、全ファイルの時間軸をトラックする事もできる。これにより多数のチャンネルの表示・分析が可能
- 波形を複数のウィンドウとフォーマットで表示する。表示はフルズーム、スクロール、範囲マーキングが可能で、オプションとしてウィンドウの分割・タイル・カスケード表示も可能
- 同じウィンドウ内の波形は、トレースを重ねた状態か個別の状態で見る事ができ、簡単なキー操作で表示の切り替えができる
- 全トレースは工学単位によって個別にカスタムスケーリングできる
- 各記録ファイルはデータ名・時間のスタンプが付く
- フルトレース管理(行幅、色、背景色の変更等)
- 無制限数の垂直カーソル(タイムマーカ)が設定可能で、その対象をシングルトレース、ウィンドウ内の全トレース、複数ウィンドウ、と選択する事ができる。全数値は拡張結果表に同時表示される
- 全ての垂直カーソルは、時間値を0.0015まで入力して最大コントロールを可能にすることで拡張結果表で変更できる
- 全ての水平カーソルは、Y値を0.01まで入力して最大コントロールを可能にすることで拡張結果表で変更できる
- フィルタ
- 各トレースごとにフィルタを最大6つまで設定可能
- チャンネルに設定したフィルタは、簡単な操作で他の全チャンネルへコピー可能
- チャンネルに設定したフィルタのメモリ保存・リコールは(メモリ設定は2つ)、他のチャンネルへ簡単に適用可能。このメモリ設定はユーザーが変えない限り、永久保存される
- フィルタに含まれるもの:修正、平均、RMS、速度、オフセット、スケール、融合、EMG 作業終了、ローパスフィルタ第一段階、加速度、メディアン周波数、平均周波数
- 他のアプリケーションで追加分析したい場合、様々な形式でデータをエクスポートする事が可能
- 生データのASCIIエクスポート
- 工学単位でのASCIIエクスポート
- 工学単位でフィルタをかけた後、トレースをASCIIエクスポート
- ウェーブファイルのフォーマット
- データファイルにテキストノートを付ける拡張機能あり
- パワースペクトルグラフ
- X-Yグラフ
- FFTハイパスフィルター:DCと超低周波を除去
- FFTウィンドウ機能
- 入力とアラーム:データ取得中、アナログとデジタルの入力は工学単位で表示。個別または全てのチャンネルにアラーム(音・視覚効果で強弱も設定可能)を設定可能
- 総合ヘルプメニューは、ハードウェア、ソフトウェア両方のチュートリアルとして使える
ファイルを開くとすぐEMGの生ファイルとして表示され、上述作業をどれでも行うことができます。データは丸ごと残したり、特定のデータのみ別ファイルに分けて追加分析を行う事もできます。それだけではなく、四肢の動作記録で使用したセンサの単位(kg、lb、強度、角度等)に合わせてY軸にラベルを付ける事も可能です。これら単位はファイルに保存され、ファイルを開けるたびに自動計算されます。
デジタル入力は別途アナログ入力グラフに表示されます。この機能を歩行分析に使用すると、コンタクトスイッチユニットNo. FS4でつま先・踵の接地・離地を計測する事が可能となります。
左の図は、未フィルターのEMGデータ(腹筋)、ゴニオメータのデータ(股の屈曲/伸展)、EMGパワースペクトルを含んだワークスペースを示しています。
PCの必要環境
PCの必要環境
バイオメトリクス社製品のご利用に際し、最低限の必要環境は次の通りです。
- DataLITEハードウェア、製品紹介: : DLE1, K2400, DG2
- DataLINKハードウェア、製品参照: DLK900
バージョン10のソフトウェアはWindows 10に対応(注記:ともに32-bit及び64-bit版OS)
バイオメトリクス社のバソフトウェアをインストールする前に、お使いのPCが必要環境に合っているかご確認下さい。
動作OS | Microsoft Windows 10 HomeまたはProfessional |
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CPU | 32bitプロセッサ(x86)2GHz以上 |
RAM | 2 GB以上 |
グラフィック | Windows対応のビデオカード、最小1GbのvRAM |
ディスプレイ | SVGAモニター、画面解像度1024 x 768ピクセル以上 |
サウンド | Windows対応のサウンドカード |
光学ドライブ | Windows対応のCD-Rom / DVD-Rom |
ハードドライブ | DataLITE インストール用に50Mbの容量が必要であり、ファイルを保存するにはさらに容量が必要です。 DataLINK インストール用に20Mbの空き容量。保存用には追加で容量が必要 |
入力 | 100% Windows対応のマウス/ タッチパッド等、及びキーボード |
PCとの接続 (バイオメトリクス製品による) |
DataLITE DG2無線ドングル用にUSBポート2.0か3.0を1つ ADVANCE出力ユニット K2400ハードウェア用に USB 2.0またはUSB 3.0用ポート1つ DataLITEドングルDG2ハードウェア用にUSB 2.0またはUSB 3.0のポート1つ DataLINK DLK900 USB用にUSBポート2.0を1つ |