ハンドヘルド型トリガースイッチ

ハンドヘルド型のトリガースイッチ( IS6LED)を使うと、DataLITEを他のシステムと正確に同期させる事が可能です。同期はDataLOGといったBiometrics社のシステムから他社のVicon、 Qualisysといったカメラ型動画分析システム等、多様なシステムに対応しています。

ハンドヘルド型のトリガースイッチを使う事で、システム同士の同期のタイミングは1時間の記録において≤ 3mSとなります。

仕様

さらに、記録中にハンドヘルド型のトリガースイッチを次のような方法で使用する事も可能です:

  • インテグラルトリガースイッチを併用する事でDataLITEの記録に入力できるハンドヘルド型のイベントマーカとして使用
  • SYNC7ケーブルを併用して他社のシステムに同期用のTTLイベントマークを送信
  • SYNC7ケーブルを併用して他社のシステムから同期用のTTLイベントマークを受信

同期の際、トリガースイッチの前面にある緑のLEDランプを使った視覚的な方法か、または SYNC7ケーブルとデジタル信号を用いた電気的な方法を用いてタイミングを合わせる事ができます。

よくある問題

2つのデジタルシステムで記録した場合、システム同士の同期は次の理由で困難な場合があります:

  • Microsoft Windows等、PCのオペレーティングプラットフォームにより特有のコミュニケーション遅延が発生
  • 2つのクオーツ時計に差がある。例えばそれぞれのクオーツ時計の精度誤差が一日1秒だとすると、ゼロ時間で同期しようとしても1時間で40ms超の誤差が生じる

バイオメトリクス社のユニークなソリューション

トリガースイッチは各機器の開始時間と内蔵時計を微調整しながらタイミングの信号を送信する事ができるため、DataLITEやその他記録システムにて記録したデータはDataLITEトリガースイッチを使う事で正確に同期できるようになります。

DataLITEトリガースイッチの構成品

緑のLEDランプを使って他社の視覚記録装置と正確に同期

上部に取り付けた大きなスイッチで記録の開始/
停止を操作。記録停止機能の代わりに記録中の
トリガースイッチとして機能するようプログラ
ムする事も可能

ユニット下部に取り付けたソケットで、他社の
システムとケーブルで接続して同期する事が
可能

同期&イベントマーカー機能

他社のシステムとトリガースイッチを併用した場合、次の事が実行可能になります:

  • 緑のLEDランプを視覚的合図として使いながら記録の開始、停止を行う事が可能
  • トリガースイッチからTTLを送信してマスターとして使う事で、他社システムの記録を開始、停止する事が可能
  • 他社システムからトリガースイッチへ同期用のTTLを送信する事が可能

他のシステムとの接続

トリガースイッチは、右に示すようにREF SYNC7ケーブルで簡単に他社システムと接続できます。ケーブルの一端をトリガースイッチ下部のソケットにつなぎ、もう一端を他社システムに接続して使います。

他社システムと接続するには、次の4種類のワイヤーケーブルを使用します:

ワイヤーの色 種類
通常(+0V)
DataLITEレベル(+3V)からレベルインバート(+0V)に切り替える際のイベントマーク出力え
オレンジ DataLITEレベルインバート(+0V)からレベル(+3V)に切り替える際のイベントマーク出力え
DataLITEレベルインバート(+0V)からレベル(+3V)に切り替える際のイベントマーク出力

Hand Held Trigger Switch

記録

以下の図は記録開始/停止のタイミングコマンドの説明です。

SYNC7ケーブルを使うと、2つのプログラム可能なデジタル出力によって他社記録システムと同時に記録開始/停止ができます。片方はもう片方のインバースであり、レベルまたはパルス出力のいずれかにプログラム可能です。左の図を参照下さい。

  • グレーの背景で示している4つの同期出力波形は、レベルかパルス出力にプログラムする事で得られる出力オプションを示す
  • これらのデジタルパルスによりトリガースイッチをマスターとして使用し、他社システムの記録を開始/停止する事が可能。あるいはトリガースイッチで他社システム内にマークを付ける事も可能
  • 緑のLEDランプは記録開始/停止の視覚合図に使える