EMGソフトウェア

バイオメトリクス社の分析用ソフトウェアは、現在入手可能な製品の中でも最も高性能でありながらコストパフォーマンスの高い製品であり、EMG表示・分析用のソフトウェアツールがご購入可能です。バイオメトリクス社の包括的パッケージ製品は、他社のエントリーパッケージ製品よりも安い価格で完全製品をお届けしています。このため、ソフトウェアはあえてモジュール式での販売はしておらず、包括的パッケージ製品のみでご提供しております。ソフトウェアには、EMGデータ分析で最も頻繁に使われる次の機能が含まれております:修正、RMS、EMG動作完了、融合、平均周波数、中央値の周波数、電力周波数。

この製品は極めてコストパフォーマンスが高く使いやすいものとなっており、ユーザの皆様にもご満足頂ける製品だと自負しております。

素データ

素データ

周波数分析

周波数分析

主な特徴

  • データをメモリに移し、表示・分析・保存する
  • 無制限の数のデータファイルを開くことができ、全てのファイルにまたがって時間軸をトラックするオプションもある。このため多数のチャンネルの表示・分析ができる
  • 波形を複数のウィンドウ及びフォーマットで表示。フルズーム、スクロール、範囲マーキング機能もついており、オプションでウィンドウの分割、タイル、カスケード表示も可能
  • 複数ファイルをまとめてリンクさせることで、複数ユニットからのデータを同期できる
  • 全てのトレースを工学単位別にカスタムスケーリングできる
  • 各記録ファイルにはデータ名・時間のスタンプが付く
  • 上下の閾値にそれぞれ音と視覚でのアラーム設定が可能
  • 複数ファイルを同時に保存・ロード・エクスポートできる
  • グラフや結果はMicrosoft Office等の他のウィンドウアプリケーションにペースト可能
  • 複合的なフィルタリング(下をご参照)
  • パワースペクトル
  • X-Yグラフ
  • ウィンドウごとに複数トレース
  • 無制限の数のウィンドウ
  • 時間もしくはY軸へのマーク
  • グラフとグラフキーをクリップボードにペースト
  • フルトレースマネージメント(行幅、色、背景色等の変更)
  • ASCIIまたはウェーブファイルでのエクスポート
  • 計算:最小、最大、平均値、エクスカーション数、反復の数、Y2-Y1の自動計算
  • フィルタリング
    • 修正
    • 平均
    • RMS
    • 速度
    • 中央値
    • 平均値
    • 融合
    • オフセット
    • スケール
    • 中央値の周波数
    • 平均周波数
  • パワースペクトルグラフ(直線及び対数)
  • FFTハイパスフィルタ:DC及び超低周波の除去
  • FFT窓関数
    • 矩形窓/フラット・トップ
    • 三角窓/バートレット
    • ブラックマン標準窓
    • ブラックマン・オプト窓
    • ハミング窓
    • ハン窓

ファイルを開くとすぐEMGの生ファイルとして表示され、上述作業をどれでも行うことができます。データは丸ごと残したり、特定のデータのみ別ファイルに分けて追加分析を行う事もできます。それだけではなく、四肢の動作記録で使用したセンサの単位(kg、lb、強度、角度等)に合わせてY軸にラベルを付ける事も可能です。これら単位はファイルに保存され、ファイルを開けるたびに自動計算されます。

デジタル入力は別途アナログ入力グラフに表示されます。この機能を歩行分析に使用すると、コンタクトスイッチユニットNo. FS4でつま先・踵の接地・離地を計測する事が可能となります。

EMG波形を取得した後、波形を処理して有効な情報を抽出する必要があるという事がよくあります。どのような分析をするかはアプリケーションにもよりますが、以下のガイドラインを参考にしてみて下さい。

  • EMG波形とはランダムな信号が特徴的にバーストしているもので、タイミング・力・疲労を示している
  • 波形を取得したら、トレース内の不要な部分を削除すること。対象活動の前後の期間にそういう部分が存在する事が多く、それを削除することでデータが減り、後に続く処理の速度が向上
  • 波形をRMS信号として表示すると、有効な振幅値を得られる。詳しくはRMSフィルタの説明をご参照
  • RMS表示の代わりに、信号を修正してから平均化する事で絶対平均の波形を得られる
  • 中央値の周波数フィルタを使うと、筋肉疲労を推量できる。詳しくは中央値の周波数フィルタの説明をご参照
  • 筋肉運動の周波数分析を行う場合、収縮した筋肉の長さが変わらない場合のみ有効となる
  • 複数のフィルタは、RMS値が作成された後に中央値の周波数フィルタをかける、というようにカスケード設定する事が可能。詳しくはフィルタ概要の説明をご参照
  • 筋肉のタイミングを計測するには、フィルタをかけすぎないよう注意する事。あまり多数のサンプルの平均値を取ると、フィルタをかけた波形からもわかるように筋肉運動の開始が遅れる事になる